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きゅうりとモロヘイヤの収穫作業/方法実践編

ハウス内のきゅうり

前回はホウレン草、小松菜とネギの収穫について書きましたが、今回はきゅうりとモロヘイヤについて書こうと思います。前回の記事は下記になります。ご参考まで

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きゅうりの収穫

きゅうりは鋏で切ってカゴに入れて収穫をいたします。収穫は主に20cm以上になった頃に行います。カゴにある程度溜まったら作業ハウスへ持っていき、そこできゅうり用の袋に入れてテープで留めて出荷となります。はい。終わり。。。

簡単過ぎて、ここだけだと何も学びが無いですね。実際、家庭菜園でも似たような感じで、取り立てて特別な作業は収穫に関してはありません。

それだと役に立たないので無理やりにでも作業など何かしら書きたいと思います。

まずは収穫中ですが、曲がっていようが、傷がついていようが20cm程度になったきゅうりは全て収穫します。選別は後で実施するため問答無用に切っていきます。これは出荷出来る良いきゅうりにもっと栄養が行くようB級品以下も取っていくという意味もあります。

その際、小さいけど明らかに曲ってしまった実も自家用に収穫もしくは落としていきます。(ハウス内で落とすと衛生上良くないので出来る限りまとめてハウスの外に捨てていきます。また葉っぱや茎の状態を目で見ながらきゅうりの健康状態を確認いたします。病気になっていないか?水分は足りているか?などですが、当然毎日見ていると少しの変化がわかるようになってきます。(←これに関しては週末農業では出来ないので、家庭菜園での話です。)

また、きゅうりは放っておくとすぐに葉が混み合ってくるので、風通しを良くするために剪定も実施していきます。風通しが悪いと病気になりやすくなるようです。

剪定には葉の剪定だけではなく、ツルの摘心なども実施していきます。

ここで話は飛びますが収穫したきゅうりを袋に入れる作業は本来それほど面倒ではないと思いますが、私がお世話になっているKさんのところでは小さめ(敢えて??)の袋に3-4本のきゅうりを入れるため、またビニールが滑らない素材のビニールのため入れづらくて苦慮します。茄子ほどではないですが、相当時間がかかりますので自分でやる時は大きい袋を使おうと決めております。

袋に入れた後は口の部分を色付きのビニールテープで留めて終わりです。

ちなみにきゅうりはほとんど水分で栄養が無いとか誤解をされておりますが、しっかりと栄養素はあります。カロリーが無い事で有名で(ギネス記録)それによる誤解?で栄養がないと思われているようです。詳しい事は専門のサイト等に委ねますがカリウム、ビタミンK,Cと食物繊維が豊富なようです。ちなみに自分も自分の妻も同様に誤解しておりました。

美味しくて栄養があってといいですね。自分がもっとも好きな夏野菜の一つです!

大量にもらったり、育ったりして困った時は漬物は勿論、中華風の味付けなど野菜炒めにして食べるのもたくさん食べられてお勧めです。

モロヘイヤの収穫

次はモロヘイヤです。

モロヘイヤはそこまでメジャーな野菜ではないため、どのように生っているいるか知らない人もいるかと思いますが下の画像ような感じです。

モロヘイヤは80年代に日本で栽培が始まったと言われておりますが北アフリカ原産と言われており近年栄養価も高く人気が出てきている野菜です。このモロヘイヤの収穫ですが、路地栽培で高さが1メートル数十センチをくらいになった頃から収穫を開始します。(写真のモロヘイヤは収穫にはまだ若干早いようです。)収穫は手で行いますが少しコツが要ります。 葉先から15-20cmくらいの位置にある茎の部分を指で掴んで、ひねりながら軽い力を加えるだけで折れる位置があるのですが、そこで折って取ります。しばらくそのポイントを掴むのに練習が必要ですが慣れると気持ちいいくらいポキポキと追って収穫出来るようになります。

自分は右利きなので右手で折りながら折れた茎を左手に持ち替え、また右手で折っての繰り返しです。その際に虫がいないかの第一弾のチェックもいたします。 左手で持ちきれなくなったらカゴに入れます。その際、モロヘイヤが乾いて悪くなってしまわないようカゴは足元のモロヘイヤの日陰になったところに置いておきます。(これ重要です!陽の当たるところに置いておくと直ぐに干からびます)カゴが一杯になったら作業用のハウスに持っていき早めに袋に入れていきます。袋に入れる際は葉っぱを手で振りながら虫などがいないかの最終検品を実施いたします。袋に入れた後はテープで留めてコンテナへ入れて出荷準備完了です。

モロヘイヤの毒

モロヘイヤは、特にその種とサヤにストロファンチジンという猛毒が含まれております。また収穫期を過ぎた茎にも含まれるようになるようです。花や蕾が出てきたら、そろそろ注意が必要ですね。その頃になると手間(種やサヤが無いかをしっかりとチェックする必要がある)に対する収量が悪くなるので、そのまま収穫を終わりにする農家さんが多いようです。万が一取り残したら大変な事になりますしね。家庭菜園の方は気をつけてください。いや、自分も気を付けます(;’∀’)

まだまだ他にも収穫している野菜はありますが、今日のところはここまでにしようと思います。

ではでは

ハウス内のきゅうり

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