この記事では脱サラをして新規で就農すると決めた後に私がしたことをまとめます。
同じように何のつてもない状態から農業を始めたいと考えている方の参考になれば幸いです。
お金のこと
脱サラをして農業を始めたいと考えたときに最初に思い浮かんだのはお金のことでした。
調べれば調べるほど「どうも農業の収入ってそんなに高くないぞ」ということがわかります。
特に農業の研修をするとき、あるいは始めてすぐのころは特に厳しそうだなと。
そこで、私は農業を始めるにあたって、しっかりと資金を貯めようと考えました。
今よりお金を貯めるには基本的には2つの方法しかありません。
「節約をする」ことと「収入を増やす」ことです。
節約をする
節約をするのに一番大事なことは、無理をしないことだと考えています。
日常のチマチマとしたことでケチったりすると気持ちまで貧しくなりますし、ストレスになって続きません。
そこで私が最初に取り組んだのが継続して出ていく費用の見直しです。
具体的には以下の費用の見直しをしました。
特に大きかったのは、通信費です。
通信費だけで10万以上、節約できました!
- 通信費
- 電気代
- お小遣い
まずはauから、楽天モバイル に乗り換えました。
夫婦二人で月々1万2,000円くらいかかっていた費用が6千円未満になり、年間7万2,000円の節約。
電気代も、楽天でんきに変えました。
月によって大分変わりますが、月々1,000~2,000円くらい安くなりました。
ネット回線もフレッツ光からNURO 光に変更しました。
NURO光は早い上に、月額の費用も安く、キャッシュバックまであるので大変お得です。
私が切り替えた時は40,000円くらいのキャッシュバックだったので、今の方がいいですね!
投資をする
お小遣いは減らしてはいませんが、使う額を減らして、その分を投資に回しました。
- 積立Nisaでのひふみ投信
- ひふみワールド
- ウェルスナビ
- SBI証券でのトルコリラ積立
- 仮想通貨XRPの定期購入
- 楽天証券を介してのiDeCo(これは60歳まで下せないので就農には関係ないです)
私がやっているのは上記のとおりです。
ひふみ投信、ひふみワールド、ウェルスナビは2年ちょっと継続していますが、トータルで+15%程度の利回りです。
一方、トルコリラの投資では-10%程度の損をしています。(積立投資なので、売らない限り損は確定しません)
仮想通貨については、まだプラスを維持している状態です。
銀行に貯金をしていても増えない時代ですので、余裕資金があれば投資に回して運用することをおすすめします。
情報収集する
私が農業をやろうと決めたときに困ったのが、情報収集でした。
ネットで調べても、農業の場合、中々ほしい情報が手に入りません。
余談ですが、このブログを立ち上げた理由が就農に関しての情報を発信することで、その穴埋めをできればと考えてのことです。
そんな少ない情報の中、一番役に立ったのが、マイナビ農業と全国新規就農相談センターのメルマガなどの情報です。
この2つのサイトのメルマガは本当に役立ちますので、就農を希望する人は必ず登録しましょう!
特に役立つのが、各自治体などが主催する体験会や説明会の案内です。
近くの自治体で開催される農業体験会や就農へ向けての説明会に参加すると、具体的にどういった方法で、就農できるのかを説明してくれます。
また新規で就農した人の話が聞ける機会もあったりと、新規就農する人には絶対に役立つ情報の宝庫です。
私は今までに就農を希望している長野県で、阿智村、高山村、東御市などが主催した説明会の他、千葉県、茨城県などの就農相談会に参加しました。(その模様は別記事で紹介します)
自分が希望する自治体でなかったり、やりたい野菜でなくても参加する価値はありますので、是非参加してみてください!
体験する
農業をやりたい理由は人それぞれだと思いますが、向き不向きがあります。
そこで、農業を実際に体験することをおすすめいたします。
私は、サラリーマンをやりながら毎週末、農家の師匠のもとで農業を手伝わせてもらっています。
平日働きながら、週末は農業と忙しいですが、それを1年あるいは2年継続できたならば、今後就農してもやっていけるのではないかと自分で勝手に決めて始めました。
私が今の師匠に出会ったのは、ネットで探して、実際にお会いして手伝わせてもらうことをお願いして今にいたります。
詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。
週末農業を師匠のもとで始めてから現在で1年と半年が経過しました。
その中で農家としての技術、作業内容、野菜の売り方など、諸々を学びました。
けど、1番良かったことは師匠との日々の話の中で聞く、生の農家としての考え方「農家マインド」に触れられたことかなと考えています。
どんなことをツライと感じ、どんなところにやりがいを感じるかなど実際に話を聞くと、自分がその考えに共感できるか、本当に農業に向いているのかが、はっきりとわかります。
農家に漠然となりたいと思っていた考えは、この1年半で、確信に変わりました。
いきなり経験もない人が脱サラして農業を始めるのはリスクがありますので、まずは農業を実際にやってみることを強くおすすめします。
家庭菜園を始める
農業を師匠のもとで始めるのと並行して、自分の家と幸い、自宅前の畑を借りることができたので、家庭菜園を始めました。
週末農業だけでは、農業体験が足りないと考えたので、小規模でもよいので毎日植物を観察する経験をしたかったからです。
単純に植物を育てるのが楽しいのもあります。
また、当初あまり考えていなかったのですが、冬以外のシーズはトマト、きゅうり、なすやピーマンなど、あらゆる野菜を育てたことで、買い物に使うお金が減り、貯金を多くすることができました。
是非、家庭菜園をすることをおすすめいたします。
マンション暮らしで庭がないなど、家庭菜園ができない人は、費用がかかりますがレンタル農園という選択筋もあります。
脱サラして新規で就農をすると決めた後に私がしたことまとめ
以上が私が脱サラをして就農を決意した後にしたことの簡単なまとめです。
就農を目指す人の参考に少しでもなれば嬉しいです。
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