にんにく栽培を失敗して学んだこと
昨年の秋、ホームセンターで栽培用ににんにくを買って育ててみたのですが、ほぼ失敗と言って良い結果でした。
ジャンボにんにくはジャンボにならず普通サイズのにんにく程度にしか育たず、その他もちょうど実施された外壁の塗り替え作業などで踏まれて育つ前に枯れたり、収穫できたのは小粒のにんにくが計10個程度でした。10個といっても通常食べる際の一かけ分の大きさのにんにくでした。
しかし、にんにくを育ててみて得た収穫が上記の小粒にんにく10個以外に2つ程ありました。
スーパーで売っている食用のにんにくでOK?
一つ目の収穫はスーパーで売っている食用のにんにくでもある程度は育つとわかったこと。実を言いますとホームセンターで売っているにんにくが高かったので、じゃんぼにんにくとその他2袋以外に家にあったにんにくも遊びで試してみたら、栽培用にんにくとそれほど差がなく成長いたしました。(失敗は失敗なのですが)
※栽培用にんにくは病気やウイルスの感染がない物を厳選しているらしいので、ちゃんとやりたい方はそちらをお勧めいたします。
自分の場合は去年失敗した事もあり今年はスーパーのにんにく専門でトライしてみて、その結果を皆様にシェアしようと思います。
自家製にんにくは抜群に美味しい??
2つ目の収穫は、その失敗した小粒にんにくをしばらく干して食べたところ非常に美味しかった事です。自分で栽培したから美味しいというのもありますが、あきらかにそれだけではなかったのです。
新鮮だからでしょうか?はっきりとした理由は未だに不明ですが、とにかくあのにんにくをもう一度食べたいと思い今年も懲りずにトライする事を決意いたしました。
今年はスーパーのにんにくで栽培を成功させ、本当に美味しいにんにくを育てられるかを確認、証明すべくチャレンジいたします。そんなに甘くないかもしれませんが。。。
早速、9月29日(日)、家庭菜園の空いている箇所の土を備中鍬で耕し、苦土石灰とバットグアノを撒きました。本当は昨年同様米ぬかでボカシ肥料を作って肥料にしたかったのですが、米ぬかが手に入らなかったり、忙しさもあり間に合わないためバットグアノにしてみました。これは職場の知り合いでにんにくを実際に栽培している方からのおすすめでしたので、やってみる事にいたしました。
10月6日(日)、いろいろと調べると本来、苦土石灰を撒いてから2週間くらい経過してから植え付けるらしいのですが、
- 平日は仕事で植え付けの時間を取れない
- せっかち
- 気温が良い感じで下がってきた(10月5日までは最高気温32度ありましたが、10月6日は24度。)
- 毎週土日に時間が取れるかどうかわからない
- 土日必ずしも晴れるとは限らない
という理由もあり植え付けを実施する事にいたしました。
まずはにんにくの表皮を剥がして種球を1辺づつに分けました。その中でなるべく大きくて黒ずんだりしていない元気そうな種球を選定いたしました。
にんにくの植え付けは、通常このバラした種球を薄皮はそのままの状態で植え付けていくのが良いらしいのですが比較実験もしたいので半分は薄皮も剝きました。
(薄皮を剝いた方が芽は出やすいとの事)
植え付けるにんにくの準備が完了したら庭の植え付け場所に移動し、植え付ける穴をショベルで掘っていきました。植え付け間隔は概ね15cm程度取った方が良いそうなので、その間隔になるよう何となく穴を掘りました。(←おおざっぱな性格です)
深さは約10cmにやってみました。(5cmくらいという話もあります)
その際、このショベルが役立ちました。ショベルにメモリが付いているので10cmの深さが掘りながらわかります。
個数分の穴が掘れたらにんにくの尖った部分を上に向けて置いていき、土を軽く被せます。
斜めの棒はにんにくの薄皮を剝いたのと剥いていないのの境界線です。写真でいう上(西)と左(南)にそれぞれ壁がありますので、あえて斜めにして棒の付近の条件が似るようにいたしました。(あまり意味ないかもですが。。。)
ちなみに手前側が薄皮を剝いた方です。(記録にもなりますね)
本日は雨予報で、土も既にある程度湿っておりますので水はまかずにこのままといたしました。
尚、現在はここまでですが、今後随時アップデートをしていきたいと思います。
こういうブログの使い方(アップデートをしながら)良いのか、わかりませんが、これもトライしてみます。
ではでは
10月12日(土)台風19号が日本に上陸し、各地で甚大な被害がございました。被害にあわれた方に心からお見舞いを申し上げます。
私が住んでいるところの近くでも川が氾濫したり避難勧告が発令されたりと相当強い風と豪雨があったのですが幸い私の家は無事でした。
お風呂に水をためリュックに避難道具を詰め込み、猫を入れるバッグとカゴを準備して、いつでも避難出来るようにしておりましたが、大丈夫でした。
翌日の10月13日(日)少し風の弱まった昼過ぎに家の周りの状況確認をしたところテント状の自転車置き場が傾いていた他は大して被害はありませんでした。
ゴーヤカーテンは見事に剥げておりましたが、想定内です。しかも、しぶとく実はまだ付いているものもありました。
そんな中、少し散らかった庭を片付けていると前日水浸しで、もうダメだろうとあきらめていたにんにくを植えている場所が思った以上に水がなく、しかもなんと芽が出ているではないですか!
皮を剝いている方も剝いていない方もちゃんと芽が出ておりました。植物の生命力に改めて感銘を受けた日でした。
今後も見守っていきます。
そして時間はあっという間に経ち、12月14日の状態が下記の写真です。この写真を撮る際にバットグアノも追肥いたしました。
少し密植し過ぎたかな?と反省しつつ、狭い庭なので致し方ないと諦めてます。
葉が折れてたり、力なく地面を這っていたりで少し心配ですが、見守り続けます。
1月25日土曜日。いや~、つるっぱげになってしまいましたね。。。
自分が住んでいる地区は風が強いのですが、その強風の影響をもろに受けました。
まあ、風だけではなく、その風に飛ばされたプラスチックの箱がにんにくの葉に直撃したのが一番の原因だと思いますが。
ちなみに薄皮を剥いだの(斜めの棒の手前)と剥いでないの(棒の奥側)で今のところ差はみられません。そろそろ追肥の時期ですね。明日か明後日やります。
時は大分飛びますが、その間少し遅いかな?と思いつつも、そこそこ順調に成長しております。
上の写真の状態からは見事に復活いたしました。
下記が4月23日の状況です。壁際で日当りがあまりよくない左側はヒョロっとしてますが、右側は茎がまあまあ太いのではと思います。
続いて5月10日時点のにんにくです。
実を言いますと5月7日~8日にかけて、またまた結構な強風が吹いてにんにくの茎が4~5本なぎ倒されました。
他のにんにくも結構しなっていたので庭に置いてあった枯れたススキを茎のとなりに刺して誘引して補強しました。
収穫間際ですのでもう少し頑張れ!という気持ちも込めて。。。
コメント
コメント一覧 (2件)
にんにくの薄皮と皮なしの比較、大変興味深いです。
比較の結果を楽しみにしています。
コメント大変有り難うございます!
逐次アップデートさせていただきます。
自分も非常に興味があります。
両方ダメという結果だけはなんとか避けたいです(^_^;)