この記事では家庭菜園を始めるにあたり必須の道具を紹介いたします。
コロナウィルスの影響もあり、中々遠くに外出をしたり遊びに行ったり出来ない中、家庭菜園を初めてみようと言う人が増えております。
でも家庭菜園をやった事の無い人は、始めるにあたり何から揃えれば良いか?
どんな道具が必要か?
迷いますよね?
そこで年間30種類以上の野菜や果物を育てている筆者が考える、これだけは持っておきたい必須の道具を紹介いたします。
ここで紹介する道具さえ揃えれば今日からでも家庭菜園をスタート出来ます!
家庭菜園初心者に必須の道具
移植ごて(小型のシャベル、スコップ)
家庭菜園の初心者におすすめなのは百均で買う移植ゴテですが、、、
家庭菜園を始めるのであれば移植ゴテは必須です。
一番初めに買うべき道具と言っても過言ではないでしょう。
移植ゴテという名前は聞きなれない人もいると思いますが、要はシャベルです。
費用を抑えて、まずはお手軽に始めたいという方はダイソーやセリアなど百均ショップに行けば、いろいろな色や形の移植ゴテが、たったの100円(税抜き)で買えます。
百均はいろいろなものへチャレンジするハードルを下げてくれてますよね?
感謝です。百均万歳!!
しかし
基本の道具ですので、その使用頻度も多く、劣化も激しいです。
もし継続的に家庭菜園をやっていきたいのであれば、少し良いものを買うとトータルでのコスパは良くなるし、作業も快適になると思います。
また長年使えるので愛着もわきますし、モチベーション維持にも良いです。
100均の商品では満足出来ない!!という方はホームセンターやネットで良いものを探すと良いでしょう。
おすすめはズバリ、自分も使っている下記の商品です。
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オールステンレス移植ゴテのおすすめポイントは
- 先端が削ってあるので固い土でもスッと入ります
- 補強付きで、更に厚さが1.2mmで凄く丈夫
- 目盛り付きで便利
- オールステンレス製で錆びにくいので外に置きっぱなしでも良い
- 金属加工で世界的に有名な燕三条産!!
オールステンレス移植ゴテのデメリット
- 値段が高い
- 選べる種類が多くない
- 少し重い
もっとお洒落で可愛いのが良い!!という方にはサイズ、色違いの下記がオススメです。
こんな移植ゴテを持っていたらテンション上がりますよね!
(※こちらはスチール製になります)
[rakuten id=”yminfo:10128007″ kw=”【楽天市場】地元三条 長谷川プレス工業製カラー移植鏝(スコップ)大型補強付 スチール NO.11全長305×幅80mm 厚み1.2mmとしっかりしてますホームセンターの中国製とはモノが違います!:村の鍛冶屋”]
ジョーロ
家庭菜園をやる場合、ジョーロの使用頻度は高い
移植ゴテと並んで家庭菜園をやるのに必須道具の2番目はジョーロです。
やるとわかるのですが、家庭菜園をやっていて一番回数が多く、時間をかける事になるのが植物への水やりです。
栽培の基本は水と土です。
ベランダなどにプランターを置いて小規模でやる場合や庭にホースがあって全部の植物に水やりが可能な場合以外は購入された方が良いでしょう。
プランター1個だけでやるなど本当に小規模な場合はペットボトルなどで済ませても問題ないとは思いますが、植物に優しく水をあげるのにもジョーロはあった方が便利です。
(道具を買わず、お手軽に済ませたい方はペットボトルの蓋に千枚通し等で穴を5~9個程度、開けて使うとちょっとしたジョーロ代わりにはなります。また百均でもジョーロは売っております)
ジョーロは長持ちする金属製がおすすめ
ちなみにジョーロには大きく別けて金属製とプラスチック製の二つがあります。
一般的に値段は金属製の方が高いです。
しかし、ジョーロにつきましても移植ゴテと同様に屋外に置く方が多いと思いますので金属製をおすすめいたします。
※プラスチックは屋外に置くと劣化が激しいです。
尚、金属製といっても、その素材は更にブリキ、トタンやステンレスと分かれます。
筆者が購入したおすすめのジョーロは下記のトタン製のものです。
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トタン製ジョーロのおすすめポイントは
- 9リットルの大容量(庭や畑が広くホース等ない場合に重宝する)
- トタン製なので丈夫で軽い(重量たったの800g)
- 安心のMade in Japan
- ハス口*の取り外し可能 *ハス口=じょうろの先につける小穴がたくさんあいた部分
- ハス口から出る水の勢いが優しい
トタン製ジョーロのデメリット
- 値段が高い
- 選べる種類がプラスチック製に比べて多くない
- プラスチック製に比べると少し重い
9リットルは大きすぎるよ!という方は同メーカーのサイズ違いがあります。
(4リットルと6リットルがあります)
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トタン製は長く使っていくと風合いが増していく変化が楽しめますのでオシャレな道具を揃えていきたい人にもおすすめです。
鍬(くわ)
家庭菜園で使うなら平鍬がオススメ
庭や畑で家庭菜園をやる場合、土を耕すのに鍬が必要です。
シャベルなどでも耕せないわけではないのですが、そこまで高いものではないので鍬は購入しましょう。
作業効率が断然違います!
鍬といっても、その種類は豊富で始めは何を選べば良いかわからないですよね?
先に結論を言いますと家庭菜園をやる人は、まず平鍬を購入されることをオススメいたします。
何故なら平鍬は鍬の中でも比較的万能に使える鍬だからです。
もう少し詳しく説明いたします。
土を耕す鍬には用途に応じて種類がある
鍬は使用用途によって代表的なところで3種類の鍬があります。
(※他にも草刈鍬、片手鍬などがあります。)
平鍬、唐鍬(とうぐわ)、備中鍬が代表的な鍬です。
その特徴は下記のようになります。
- 平鍬・・・長方形の1枚刃
- 唐鍬・・・丸みを帯びた厚みのある刃
- 備中鍬・・・刃の部分が爪のように3~4本に分かれている
写真の一番左が平鍬で、一番右が備中鍬です。
唐鍬は上記のとおり少し曲がっております。
鍬はその使用用途に合わせて改良が重ねられてきており、少しづつ進化してきたのです。
具体的に言いますと
平鍬は柔らかい土の掘り起こし、雑草取り、畝を立てや、その平な刃を活かして土を慣らしたりする作業にも使います。
使用用途が広く日常の菜園作業にも適しております。
- 畝作り
- 除草
- 土ならし
唐鍬は平鍬と比べると重くて頑丈です。
その重さを利用しての開墾や土起こしなどの作業に向いております。
土が固い場合や雑草が多く生えていた場合でも力を発揮します。
規模にもよりますが家庭菜園となると活躍する場面が少し限られてきます。
- 開墾
- 荒れ地起こし
- 根切り
備中鍬は、その特徴的な刃の形からも想像出来ますが、得意なのは固い土(粘土質)の掘り起こしや固まった土を砕く事です。
先がとがっておりますので土に容易に食い込んでいきます。
土に石が混じっていても掘り起こす事が容易で、また石をかき集める事も可能です。
- 固い田畑の耕作
- 土砕き
- 石などの除去
家庭菜園で行う鍬を使った作業を考えると全てを完全に満たす事は出来ないですが、平鍬であれば大抵の必要な作業が出来ます。
という事で家庭菜園で最初に買うのであれば平鍬がオススメです。
ちなみに自分は何も知識のないまま下記の鍬を最初に買ってしまいました。
[rakuten id=”biccamera:13013738″ kw=”浅香工業 金象 三本備中鍬 1050タモ柄付 金象”]
たまたま畑が若干粘土質だったので耕すのに重宝しておりますが、もう少し購入時に知識があれば同社の製品の平鍬を買っていただろうと少し後悔しております。
なので家庭菜園の初心者の皆様には後悔しないよう下記の平鍬をおすすめいたします。
[rakuten id=”biccamera:11499944″ kw=”浅香工業 金象 H.S 平鍬 柄共 070542《※画像はイメージです。実際の商品とは異なります》”]
最後に鍬につきましては、オススメしておいてなんですが、その長さや重さが自分に合っているか?というところが非常に重要となります。
なので、いきなりネットで買うのはおオススメいたしません。
例えば、鍬は土を耕すのに使いますので必ずしも軽いのが良いとは限りませんが、
(軽い鍬よりも重い鍬の方が、その重みで土に食い込みやすい)
女性の方などは、あまりにも重いと使いずらいかもしれません。
長さも取り扱いには重要です。
なので、鍬はホームセンターなどに行って実際に自分で持ったり、ちょっと振ってみたりして自分にあったものを購入される事をおすすめいたします。
上記におすすめさせていただいている浅香工業の金象印ブランドもホームセンターなどにおいてありました。
家庭菜園の初心者に必須のおすすめ道具3選は移植ゴテ、ジョーロと鍬
結論としては、家庭菜園を始めるにあたり揃えるべき基本の道具は
- 移植ゴテ
- ジョーロ
- 平鍬
です。
いかがでしたでしょうかか?
年間30種類以上の野菜を家庭菜園で栽培している筆者の経験から、家庭菜園を始めるにあたってのオススメ道具を紹介させていただきました。
皆様の菜園ライフのお役に少しでも立てば嬉しいです。
それでは素敵な菜園ライフを!
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