ぬか漬けを無性に食べたくなる時ってありませんか?
自分はあります。
でもぬか漬けって作るの面倒ですし、毎日かき混ぜなくちゃいけないから維持するのはもっと大変です。
自分も昔、始めたは良いけど長続きしませんでした。
理由は前の記事にも記載しましたが、
- 毎日かき混ぜるのが面倒
- かき混ぜる回数を減らそうと冷蔵庫にぬか床を入れるとかき混ぜるときに手が冷たい (特に冬は!)
- 冷蔵庫に入る容量の容器だとかき混ぜるときにいつもこぼれて面倒
というものでした。
それら全てを解決するのが大きめの甕で作る竹パウダー入りぬか漬けです。
(竹パウダーを入れる事によりぬか床の通気性が良くなり、毎日かき混ぜないと嫌な臭いを出す菌の繁殖を抑える事が出来るのです。)
実際、竹パウダー入りのぬか床の作りましたので、その方法、結果を記事にいたしました。
面倒さえなければ都度ぬか漬けをお店で買うより自分で作る方が安いですし、植物性乳酸菌を摂れるし、ビタミンも漬ける事で栄養価が何倍にもなりますので健康にも良いといい事だらけです!
(詳しくは専門の販売店にお譲りするとして私は素人なので実践結果をシェアいたします。)
竹パウダー入りぬか床の材料準備
- 米ぬか(500g)
- 竹パウダー(米ぬかと同量)
- 塩(130g)
- 水(1ℓ)
- 捨て漬け野菜(適当にあるもので)
以上と言いたいところですが、出来れば
- 乾燥唐辛子(2~3本)
- 煮干し(5~7匹)
- 鰹節(5本の指で軽くつまむ程度。大匙2~3杯?)
- 干しシイタケ(お好みで数枚)
- 山椒の実(10粒程度)
- お好みで柚子など(皮だけ1個分)
もあった方が良いです。
防腐効果のある唐辛子や味に深みを出す干した魚やシイタケ、香りアクセントに山椒の実や柚子といったところでしょうか?
ちなみに山椒の実は手に入りませんでしたので自分はまだ入れてません。煮干しと干しシイタケも少量で売っていなかったので今度にします。
購入した甕が 3升(5.4ℓ) でしたので水などで容量がアップする事もふまえ米ぬか500g、竹パウダー500gの計1kgにしました。
分量的には結果正解でした。
甕に米ぬかと竹パウダーを入れ、水を入れる前のサラサラな状態で混ぜます。
しっかりと混ざったら塩130gを1ℓのお湯で溶かして、少しぬるくなったら甕に入れて混ぜます。普通の米ぬかのみのぬか床だと米ぬかに対して13%~15%くらいの塩を入れるのが一般的らしいので、同程度といたしました。
(この時、鰹節も一緒に混ぜてしまいます。)
写真は岩塩ですが、これは正直失敗でした。普通の塩をお勧めします。(溶けにくくて時間がかかり、最後は多少の粒が残っておりましたが目をつぶって入れてしまいました。)
それとまだブログに慣れていなく、作業にどうしても集中してしまい写真を撮るのを忘れてしまう事が多々あり、必要な写真がブログを書いている時に「無い!」と気づく事が多くあります。
反省点として今後に活かしていきます。
ちなみに鰹節の写真も後日撮影です。。。
さて、塩水を少しづつ入れながら手で混ぜていきます。普通のぬか床ですと最後はぬか床を手で握って多少の水が染み出してくるくらいがちょうど良いとの事ですので、それに倣います。
(竹パウダーを入れるとさらっとした手触りになるので少し普通のぬか床よりパラパラしている感じがいたします。)
ある程度混ざったら、昆布、唐辛子、柚子、捨て漬け野菜を入れて表面を慣らします。
(唐辛子は去年、自家栽培したものを干しておいたので、それを3本くらい入れました。)
表面を慣らす際、しっかりと手で押さえて空気を抜いてください。
(ぬか床の乳酸菌は酸素の少ない環境を好む)
また、混ぜる際に甕の壁にぬか床は付いてしまいますので綺麗に布巾とかで拭いてください。
捨て野菜は例によって写真を忘れたのですが、たまたまあまり使える野菜が無く、しょうがないので夕食に使う大根の皮をあえて厚めに切ったもの、キャベツの芯、ニンジンの頭の部分を入れました。
まずは完成です!
後は最初の一週間くらいは毎日1回混ぜます。
(2回でもいいですが自分は面倒なので1回で大丈夫でした。)
また捨て野菜は4~5日たったら交換してください。
通常のぬか床ですと完成まで20日くらいかかるそうですが、少し短めの14日間で大根を丸一日漬けてみたところ、少し薄めの味でしたが美味しく漬かりました!
普通のぬか漬けよりさっぱりとした(味薄め)ぬか漬けになる印象ですが、今後いろいろと試しながらアレンジもしていきたいと思います。
まずは入れられていない煮干しと山椒の実を手に入ったらいれたいと思います。山椒の実の旬はもう少し先ですね。
ではでは
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